Sonntag, 20. März 2011

クヌート君,まさか… RIP, Knut

冬休みに手に入れた品物について,まだ残しているものがある旨前回申し上げましたが,物欲報告なんてしてる場合じゃないと思うに至り自粛しております。
私は関東に住んでいますが,11日の地震では都内でさえ今まで知らなかった揺れを体験,初の帰宅難民にもなりました。
勤め人である私は現在,買い占め行為によって食材他を買えない憂き目に遭っております。
しかし関東で今我々が味わっている諸々の不便は,被災地の皆さんに較べればモンクをつけられない程度の物です。こう云う色々な事が被災地の便宜を図る為にあると思えば。頑張ろう。

地震の事はのうのうと暮らせている(うちに入るだろう,関東の者は。そりゃ西の人達よりは“のうのう度”は低いけど)私があれこれ言えたものではありませんが,これは…。


クヌート君が死んでしまった。

このニュースには衝撃を受けました。まだドイツ本国のサイトをじっくり読む時間が取れずにいるのですが,日本語でのニュースの中には同居しているホッキョクグマのイジメを受けていたような情報がありました。
それが事実なら人災とも言えるじゃないか。かわいそうでなりません。



この冬のベルリン動物園。
生後8ヶ月以来のクヌート詣で。私にはどの子がクヌート君でどの子がイジメ疑惑をかけられた子かを断定出来ません。私はこの時3頭,観ました。私の側にいたドイツ人のお客は「あ,クヌート君」みたいに言っていたので,この中にいる…とすれば,立っている子がクヌート君じゃないかな,と推測します。




この子じゃないかな…。

地元新聞のサイトには追悼特集が載っています(このサイトにはクヌート君のカノジョ候補も出て来ます)。私が直接見知っているしぐさのクヌート君がたくさん…。私ですらショックを受けているんですから,この子目当てで足繁く通ったお客の悲しみ,愛情を込めてクヌート君を育てて来た皆さんの無念(人災疑惑があるんだから尚更)はいかばかりか。

私は「天国で幸せに…」なんてセリフを吐くタイプではありませんが,もしそんな世界が実際にあるんなら,早く“お父さん”(クヌート君の人工飼育士のトーマス・デルフライン氏,2008年に他界)と一緒になれますように。

本当に悲しい。合掌。

1 Kommentar:

tungkaran hati hat gesagt…

blog marche ....! Votre blog est super.