Donnerstag, 19. Februar 2015

エトワール凱旋門を近くで記録する苦労 Arc de triomphe de l'Étoile

今日からパリ報告を行います。
今でも自分がパリに行く気になって実際飛んで来たのは夢だったような気さえしています。そのくらい,一生その地を踏まないだろうと本気で思って来たし戻った今でも現実味が薄いです。固い決意も嫌悪もなく,単にその気にならなかっただけなんだけど…何年も欧州に飛んでいながらパリ未踏(だった)と云うのは,付き合いの長いお友達にとってさえも「意外」どころか「バカ」でさえあったようです。なんなんでしょこのパリ至上主義は。

そんな重い腰を上げ,上げたからにはやる気を出してパリ入りした当日は何もさせてもらえず,翌日から行動に出ました。その日も色々あって午後も結構な時間になってからの活動開始。人のところに厄介になったのは初めてではなかったものの,ここまで効率が悪いと思った事はありませんでした。

ま,とにかく,あと2,3時間で陽が暮れると云うヒドい時間になってから町に出ました。出掛ける時は「パッシィに行く」と宣言したものの,途中で考えを改め,先ずはパリのシンボル的な存在を拝んでおこうと思い,通り道だったのでエトワール凱旋門の最寄り駅で下車しました。

それまでパリに格別の興味を持った事がなかった私は知らなかったんですが,パリには凱旋門が複数あるんですね。よく知られているのがエトワール凱旋門。私はふたつ観て来ましたが,ふたつ目についてはいずれお話しする機会が持てると思います。
私が最初に目指したのは勿論エトワール凱旋門です。

最寄り駅を出て最初に目に入ったのが↗︎です。欲張ればもっと寄れる程度の距離はあります。私は軽い気持ちで寄ってみる事にしました。が…。



そう簡単には寄れないのです!
凄まじいまでの人出でなんと撮影の為の列が出来ていました。正面に観て,或いは背景を門にした自撮り。より好条件の撮影をする為,彼等は待つのです。
それからオスマン大先生の都市計画の功罪…と言っていいものかわかりませんが,開放的,印象的な街並みになったはいいけれど,門が大通りをまたぎ,また門を軸に車が周回する配置では,撮ろうとしても必ず車が入るし,何より最高のアングルは直進する車と周回する車の隙間と云う恐ろしさ。観光客の撮影欲まではさすがのオスマン先生も見越せなかったか。功罪の“罪”,この点に関してだけです。
そんな中でも諦めようとせず,徐行の意思ゼロのドライヴァーとの駆け引き?を経てどうにか正面に辿り着き,「車が停まればいいんだ」とばかりに立つ図々しい観光客には口あんぐりでした。



私にはそこまでの図太い神経がないので,車道の真ん中の,中央分離帯と呼ぶには小さいちょっとした場所で望遠しました。これが精一杯でした。

4 Kommentare:

エトワール凱旋門 hat gesagt…

エトワール凱旋門

大武理菜 hat gesagt…

エトワール凱旋門

坂井汐梨 大武理菜 hat gesagt…

佐々木華奈 坂井汐梨

エトワール凱旋門 hat gesagt…

エトワール凱旋門