Freitag, 26. Mai 2006

女王の日 アムステルダム Koningendag Amsterdam

なんだか見憶えがあるタイトルだ…とお思いの事でしょう。
そうです,たった3ヵ月半ぶりなんですよ。またです,アムステルダム。
新鮮味なんてまるでありません。ただ,今回は面白い物を観られました。
4月29日,女王の日です。
実際には30日が女王の日だけれど,今年は曜日の関係で29に繰り上げられた…そうです。
しかも前女王の誕生日です。現女王は1月と寒い時期にお生まれになったので,国民を思って春の日をそのまま祝日に設定しておいでなんだとか。
この日,市街地は何から何までオランダ王家の色,オレンジ色でいっぱいになります。




  


こんなチンケな店も出ます。
左端のパグ君を見て!この子も祝日要員として借り出されているのです。
素晴らしくカワイかったよ。この他,オレンジ色のモールを腹に巻かれている犬もいました。







  


Montag, 8. Mai 2006

SUMMERTIME

オランダ,ベルギーの旅から昨日帰って来ました。
途中経由地を経てブリュッセルから飛行機で戻って来たのですが,かの空港の事故には一切気付きませんでした。
滞在初めの3日間はとにかく寒く,考え得る最大の厚着をしていましたが,5月に入ると一変,暑くてかなわない日々でした。
併しこの期間,日本では30度超えもあったそうですね。

オーストリア航空を利用しました。ナゼか機内では定期的にガーシュウィンの「Summertime」が流れるんですよ。この記念すべき年に,どうしてモーツァルトではないのでしょう。
そう云えば,搭乗したのは扉の内側に開閉方法を解説しているモーツァルトの絵が描かれている機でした。外見はまったくシンプルだったんですが。フィルハルモニカー号を観てみたかった…。

またいつものように,後日,報告書を完成させます。ちょっと,待っていてください。

Montag, 24. April 2006

皇居東御苑

先日,国立近代美術館に藤田嗣治展を観に行った際,寄り道をしました。
皇居東御苑。
雨以外の予報を見なかったこの日にあって,午後からこの晴天。植物は水滴を残しており美しく,雨上がりの割には空気はカラっと爽やかでした。一番いい状態で散策出来たと思います。


この入園票を出入り口で渡されます。入園者数管理の為なんでしょうか。
入場料はタダでした。
スイマセン,これ,私の手です。荒れがヒドくて(現在快方に向かっております),ヨボヨボに見えますが…。
まずまずしいものを失礼いたしました。




  
  
  
  
    

私,気に入ってしまいました。季節毎に訪れたくなりました。


Sonntag, 23. April 2006

散ってこそ?

やっと壁を越えました。
しかし越えたと思ったら次の壁…。しかも3つもあります(そのうちのひとつの壁は既に越えています)。
段々高くなります。チャラチャラ遊びに出掛けていいものか。まぁ出掛けずとも仕事はしないのですが。

準備は8割方出来ています。着る物を決めてしまえば,あとはいつもと同じです。
私に服装のアドヴァイスをしてくださった在欧のお友達,ありがとうございました。

と,直前に渡航を控えた私です。オランダでは花を観て来るつもりです。
これは母の希望ですが,私も楽しみです。

…とは云え,この時期はやはり日本にいたいものですよね。






私の故郷は11万石(ささやかですが。でも上から数えた方が早いし譜代だぞ!)の城下町です。ここはその城址公園。今では桜の名所です。

 

 


 

 




私の卒業した中学校です。在学中,学区で中学校が分離し,こちらには2年通いました。
最初の1年を過ごした中学校も桜の名所だったような記憶があります(城址公園の近くだったから誤解しているかも知れません)。
小学校も大学も桜の名所でした。これは小規模な方です。









日本武道館。
毎年桜の季節に公務で出掛けているので,キレイだなぁと思いはすれど新鮮味がなく,あまり写真を撮っていません。
桜の季節は空の色が汚いことが多く,私にとってこれは貴重な晴天の写真です。

 


桜は潔く散るから美しいのだと言う人がいます(バラもヴェルサイユでは美しく散っているようですが)。
椿や山茶花がボタッと落ちる姿に首を斬られた武士を見る人もいます。
どちらも日本人の美学なんでしょうね。

Mittwoch, 22. März 2006

次の事

なんて言っていないで,本当はそろそろ頭の中をベネルクスのベネ(ルクスには行かない)に移行しなければならないのですが,その前に乗り越えないといけない壁(仕事と独語)があって,それどころじゃないと云うのが実情です。壁のこちら側にある思い出に生きる事で,現実の,近日中に来る地獄の責め苦を考えないようにしている…そんなところかも知れません。
ただ,飛行機を押さえ,旅程を組んで,ホテルを予約すると云う手配はしてあります。
特に飛行機は,「まだそんな気分じゃない」なんて甘えていられる状況ではありませんからね。
春に渡欧するのは初めてですが,やる事は同じですから特別な意識はありません。


唯一の心配事は身に着けるもの。
まぁ,ヨーロッパに行くと夏でも長袖を着る事が多い私ですから,「色は爽やかでも,中はシッカリ保温出来る物」を探さねばならないでしょう。
うー,これが難しい!冬と春の境は,衣装持ちな方の私でも,毎年毎年「何を着ればよいのやら」と困っているワケです。きっと体感的に,黄金週の欧州はこれに当たるのでしょうから(私には他の人に較べて寒さ暑さに対する耐性がない),ヴォリュームとしては秋と一緒でいいんでしょうが,だからって秋仕様の重ったるい色の服なんて着たくありません。
一応スプリングコートは持っていますが,強烈なエメラルドグリーン。日本ではローテーション等ありますから一切構わずヘイキで着ていますが,なるべく大物は一着で済ませたい旅の間は,そんな主張の激しい色では使い回しに困ります。
紺かベージュのコートがあってもいいかなぁ…。こんな言い訳をしながら物欲を肯定する私。
ジャケットは春物を1点,既に購入済み。偶々私にしては極めて異例のカーキ色だから,これも持って行こう。
母が一緒だからたまにはいい物を食べようか。って事になるとちょっとは身奇麗なナリもしなければ。
SAINTJAMESのボーダーだけってワケにはいかないか。
……等等考えると,なんだかいつもより荷物が増えそうです。
公務出張した時はスーツが,パンプスがとにかくウザかった。だから必要最低限で頭を使って用意しなければ。
こうやって毎年鍛えてキャリアを積んで,軽装術をそれなりに会得した私なのに,ちよっといつもと違うだけで考え込んでしまうとはなさけない。

「世界の車窓から」と私

スカンディナヴィアをフィーチャーした20日からの「世界の車窓から」を,感動しながら観ている清です。
反芻と云うには私の前回の行動範囲は小さい物でした。いや,過去にも私が周遊したのはデンと,スカンディナヴィアではないけどフィンだけなんです。だから観ていても懐かしむのではなく,半分以上は憧れる思いを強くするだけになる見込み。いつか行きたいラップランドやらウップサーラやらを通って,ついでに金太郎飴のようなDSB車輌がたまには登場してくれれば私はもぅ大満足。


いい機会ですから私と「世界の車窓から」の奇縁についてお話ししましょう。
2002年から3夏,私が行こうと決めた国が前後1,2ヵ月の間にフィーチャーされていたんです。

 2002年 ポーランド
 2003年 スコットランド
 2004年 オランダ,ベルギー,ドイツ

こんな具合に。
2005年,「車窓」クルーはオーストリアには行きませんでした。ドイツにも,その前の年に訪れているワケですから,私との奇縁は3シーズンで切れました。
…と思ったらこの冬!しかもスカンディナヴィアで縁が戻るとは!
初日にダイジェストとして各地が数秒ずつ映されましたが,しょっぱながエアスン橋と云う嬉しさ!
エアスン橋って事は当然マルメは素通りしないだろうな。降りるよな。…あぁ,なんだかホントに嬉しい。
昨日はコペンハーゲン市街。この市庁舎広場も映っていました。今日,もう出デンマーク。
って事はあの金太郎号に乗って橋を渡る筈。ウワー,これは観なければ!

ずっと温めているチェコ再訪。今年は未定ですが(夏はまた独語学校なんて狙ってて),チェコだけでなく「東欧」としてちょっと前にやっていたから,次の奇縁は当分先になるでしょう。

Montag, 23. Januar 2006

他いろいろ

既に知られているように,私はドイツが大好きです。
併し多くの我が知人とは違い,私にとっては,ドイツだけがヨーロッパではありません。
私は基本的には,「夏は***(ヨーロッパのどこかの国)とドイツ」「冬はヴィーンとドイツ」と云うバカの一つ覚えスタイルを採用しております(この冬は,その前の夏に訪れたからやめましたが)。ドイツは,訪欧の際必ず,もうそれこそ1日でもいいから立ち寄りたい国ではあるけれど,ドイツだけ行ければいいと云うのも,私には違うのです。いろんな国に行って,それぞれの良さを見つけると,好きな国が増えます。勿論合わなかった国もあります。


自分に合った国の一つ,それがデンマークでした。スウェーデンは,合う合わないを語れるだけ観てはいませんが,きっと,大好きになると思います。
オランダも好きです。ただ,アムステルダムはカオスの顔も持っていますから,時には気合いが必要。他の小さい町はなんともステキですよ。

大国の周りの小国を好きになると,結構目に付く事もあるんですよね…,大国意識が。
例えば,デンマークやオランダのホテルではドイツ(勿論英,仏,伊,他も)のテレビ放送を流しますが,ドイツでは圧倒的にやっていません。ハンブルクなんて,イタリアよりデンマークの方が近いのに,です。こうした傾向は他の大国にもあると思います。ブリテン(かの国でのホテル経験はケンブリッジだけですが)ではもっとヒドかった。英語放送以外流していませんでした。勿論これはひとつの例に過ぎません。人と話して感じる事も多々あります。
小国ではこうするしかないんでしょうが,大国がそれに乗っかっているのもどうなんでしょう。
これは多分,大国の人間には解らない事柄だと思います。いや,解れないでしょう。その点で大国人は盲目だと思います。
勿論,だからと云って大国嫌いになると云う事ではありません。プラスの面だけ見る人間でいたくはありません。相変わらずドイツは好きですし,浮気心はあれど,私にとっての第一外国語がドイツ語である事に揺らぎはありません。

こんな文面の延長にこれを載せると関係あるのかと…云うとそんな事はありません。これは今回発見したステキなお店です。コペンハーゲンでよく見ましたが,この写真はアムステルダム店の物。帰国後,どうやらデンマークのブランドらしい事を知りました。
コペンハーゲンでは「UDSALG」「REA」「SALE」…(後は自分が言葉を知らなかった)と続いていたこのセール表示(初めのは丁語,次は瑞語です)。こちらでは南仕様ですね。蘭語「UITVERKOOP」はディスプレイ最前面に独立表示されていました。

それから私はこの報告書の中で「北方ヨーロッパ」なる言葉を使いました。
日本の多くのメディアは,ヨーロッパ大陸の上方にあり,かつ昔から西側だった国を全て「北欧」とくくり,それをScandinaviaの対応訳語として採用しています。これは学術者に言わせると誤りです。
アイスランドを入れるのかについては自信がありませんが,国家としてのフィンランドは間違いなくスウェーデン,デンマーク,ノルウェーと民族的ルーツを共有する仲間ではありません(一般的に。北極圏では文化が同じかも知れません)。
こうした「北欧」解釈が存在する以上,私はこの言葉を使いたくありませんので,「北方ヨーロッパ」に逃げました。Scandinaviaと「北欧」は切り離して考えたほうがいいと思うんですがね。
※コペンハーゲンのセブンイレブンとマルメの建築のクダリでは敢えて使いましたが,これは演出の為です。

ああ,ギャアギャアとうるさいですね。スイマセン。
ここを読んでくださったアナタ,向学心と聞く耳をお持ちですね。

さて,これで私の冬休み報告を終了させていただきます。
長々とお付き合いアリガトウございました。