Mittwoch, 2. Februar 2011

冬のベルリン中央駅 Berliner Hauptbahnhof im Winter

ドイツ人の特徴として徹底性と猪突猛進が挙げられるそうです。
ドイツ人に対するステロタイプが「オシャレ」であったためしはありません。勿論一部の人はオシャレですし,ラーガーフェルトやサンダーを輩出した国でもあるんですが…,一般的にはファッション感覚に恵まれているとはとても思えない人が多い国であります。
事情通の日本人がかつて著書の中で,ドイツ国鉄(当時)が旧い車輌を塗り替え始めたが,あろうことかそれが目も当てられない配色であり,さらにヒドい事にほぼ全ての旧車輌をその配色で統一してしまったと言っていました。道を踏み外してしまってもやり切ってしまう(まぁ踏み外しているとはひとっつも思ってないんだろうけど),後戻りする事を知らない一点集中型の国民性についてその著者は車輌の塗り替えを引き合いに出して言及していました。

私はその傾向を,この冬のベルリン中央駅で目撃しました。以下お示しするように,徹底的に星なのです。



初日に乗った空港バスがここを通過した時,私は目に入った光景に度肝を抜かれました。車中からは当然外観しか見えませんでしたが,それでも「おい誰も止めなかったのかよ」と言いたくなるには十分でした。


  

後日立ち寄ってみると,なんと構内までもが星尽くし。これらの画像では地味に見えるかも知れませんが,実際は強烈だったんですよ。「ホント誰か止めろ」と,私が思ったのは言うまでもない。




これは議事堂とは反対の出入り口に配置されていた電飾君。手に星を持ち,カゴの中にも実は星が入っています。こう云う神経の行き届いた演出は私が好むドイツ人らしさ(勿論これもステロタイプのひとつです)で,彼等の長所が出ていてイイけれど,中身は結局のところ,また星なんだよ…。

いやぁ,オモシロいなぁ…。……。



口直し。

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