Freitag, 4. Juni 2010

オケアン号の旅(2)オケアン号車中 Океан(2) Океан

昨日に引き続き,オケアン号報告を行います。
シベ超ことシベリア鉄道にはいくつかの編成があって,例えばみんなの憧れ(なんですって。私は知りませんけど)ロシア号だと最終目的地はモスクワ。
ですが,このオケアン号の終点はハバロフスクと控えめです。僅か16時間の旅。ロシア号に較べれば根性ナシもいいとこです。
併し,初のシベ超初の夜行(私,車中泊をした事がありません。勿論シティナイトラインは未経験。DBに買われる前に乗っておくべきだった…)ですから,乗り過ごしや誤下車の心配がないオケアン号が最も安心。旅行会社が数ある中からオケアン号を選ぶのも合点が行くと云うものです。


 

私は連れとの水入らず,2人部屋に入りました。これがオケアン号で最もデラックスな部屋です。私には夜行の比較対象がありませんから,これが他と較べてどうなのかは全く判りませんが,特に不満は持ちませんでした。
車両毎に専属の車掌がつくロシアの鉄道では,その車掌次第で明暗が分かれるのだと聞きました。1等だったからなのか,車掌さんに対しても不満は持ちませんでした。コワモテでガッチリした女傑でしたが,よくやってくれたし親切でした。いつ行ってもトイレはきれい(ここ,外れると悲惨なんだそうです)でした。
寝心地も悪くなく,普通に眠りにつき,普通に目覚められました。


  

  

これで朝の6時台。大分ハバロフスクに近づいたところです。町以外ではひたすら,こんな荒涼とした景色が広がっていました。殆どが湿地です。夏は降りたくないな。痒いだろうなーーー。




日本から持参した非常食が,この日の朝食になりました(ちょっとふざけました)。
車内のサモワールでカップ麺を食べる事に憧れて,ウラジオストクで買っておいたのですが,結局これだけで済ませてしまい,麺はその後食べる機会を失い日本に持ち帰りました…。まだ食べてません。
食べ終えて下車の準備。


  

ハバロフスク到着。定刻に出発し,定刻に到着しました。このキッチリ感,ロシアではとてもステキに思えました(列車はこうなのかも知れないけれど,“キッチリ”である事はこの国では常識ではないみたいで…)。
お世話になりました。

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