Montag, 27. Februar 2012

赤かったドレスデン

ドレスデンは旧東独に属し,ソに支配された町です。それ故私は,ここでそれなりの名残りを観る事が出来るんじゃないかと考えていました。……が,日本語で出来る事前な調査ではひとつしか見つけられず(日本人はこう云うのに興味持たないのか?),ドレスデンの本屋さんでもそう云う資料を探せず,期待が外れて少々ガッカリしました。

尚,「赤いヴィーン」なる歴史用語(建築用語とも言えるか?)が存在するので,ドレスデン版はないのかと調べたものの,結局見つかりませんでした。ただ,ドイツ社会民主党ドレスデン支部?が赤いドレスデンを自称しています。






ロンリープラネットでは「見苦しいほど平べったい」とこき下ろされていた文化宮殿。この名前が既にソ臭を撒き散らしてます。ワルシャワの文化科学宮殿,リーガのラトヴィア科学アカデミー,まぁこっちは宮殿じゃなくてアカデミーですが(竣工当初の名称・使途,共に調査及ばず)。ここにもあったかドレスデン,ってな気分です。探せばもっともっとあるんでしょうなぁ。
まぁでもこの建物はスターリン様式ではありませんけどね。コンサート施設ですって。お決まりの扇情的なフリーズは健在。これ,大昔の宗教家が考案した,文盲に教義を教える為の壁画と同じ事でしょうか。



 


 

これよこれ!こう云うのを待ってたのよ。偶然の発見ではありましたが,絶対あると思ってました。中心地から外れた公園(軍事史博物館の前)にひっそり建っていました。こう云うの,統一前は町の中心部にあったんでしょうか。ブダペストのモニュメント墓場を思い出します。
独ソ戦関係の碑でしょうか。赤軍がどうのと書かれています(独語表記もついてるけど,これだけなら露語でも解った)が,それ以上の事は解りません。


…これしかないなんて事,絶対ないと思うんですよね。いい資料が欲しい!

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