Donnerstag, 14. August 2014

Audi Klassik Open Air

日本国外で初めての事ですが,自発的に席を取ってコンサートに行ってきました。
アウディの主催企画で,少なくとも去年までには一度でも広告を観た事があります…ですから観たのが一昨年の可能性もあり,その場合は「ベルリンでしか行われていない」事になりそうですが,詳しい事は知りません。去年いたのはライプツィヒであり,ベルリンからそう遠くもない事から「観たのは去年だけど開催地を毎年替える類いの物でもない」可能性も生じます。

…何言ってるのかわからなくなってきました。とにかく存在自体は知っていたこのコンサートに今年は行く機会を持てたと云うワケです。
昨日から土曜までの4日で様々なプログラムが演奏されます。私は土曜の夕方にここを出るので,昨日から明日までの間で選ぶ必要があり,プログラム的に絶対!と思える今日にしました。

今日の演目はハチャトゥリアンとチャイコフスキー。その為に違いないでしょうが,今日のコンサートには「ペテルブルクの夜」と云うベッタベタな副題がついています。ここ数日はいつでも雨が降る可能性があるとされているので,ペテルブルクの夜だと言うのならと,コンサート前に正教会を訪れ,念を送って(?)きました。願いが通じたのか,今日はまったく降られずに済みました。「昨日のお客さんは傘と雨着で頑張ってくれた」「皆さんも頭にビニール袋を被っててね」と指揮者氏が話していましたので,今日も降っても少しもおかしくなかったんですよね。運が良かったです。



始まる直前。「ここでやるのか?」と思うような場所に設営されていました。私はいいランクの席を陣取りましたが,石畳に椅子の脚を取られてグラグラ。そのうち気にならなくなりましたが。



このコンサートの終わりには花火が上がります。当局もそれを売りにしており,欧州人のお友達も「最後に花火が上がるんだよ,ロマンティック」と絶賛していましたが,「花火と云えば尺玉」の国から来た者にとっては大して面白い物でもありません(…ま,尺玉に対応した場所ではありませんが)。でもドイツ人であろう多くのお客も欧州人だからか,皆さんだいぶ御満悦でした。

開始直後の演奏は揃っていない,音が出ていないと思っていましたが,時間が経つにつれてあったまってきました。しかし私の身体は冷える一方で,休憩時間は建物の中で過ごしました。その後も不安でしたが,持ち直したか最後までいられました。
…でも甘かった。前回も屋外小コンサートで泣きを見たのに学習していない。今日の寒さをよく憶えておかなければなりません。



当局の皆さん,お疲れ様でした。

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