Donnerstag, 7. Februar 2008

様式探し

に建物見学はほぼ諦めたような事を申し上げましたが,それでもいくらかは収穫を得ていました。
フィンランドに入る前,実は現代建築以外には殆ど事前調査をしておりませんでした(その上,調査したのに現代建築は結局観に行かなかったし…)。ですから意外とアールヌーヴォーが充実していたのは,自分の勉強不足のせいもありますが驚きでした。
尤もフィンランドの場合,ほぼ同時期に興った民族ロマン主義の方に重きが置かれている様子。国立博物館はその典型だそうです。私はファサードより内部装飾が気に入ったと申しました。内部はアッサリしていて,ごく普通のアールヌーヴォー(オルタ,ギマールではなく,ホフマンやマッキントッシュの作風に近い)だと思っていました。でもあれも民族ロマン主義だったんだろうか…。ガレン=カレラの壁画なんてまさに民族ロマン主義ですから。
その他キュビスムと思われる建物も発見。探せばありそうだなぁ,ヘルシンキ。

一番下の黄色く映っているウッディな建物は病院です。こんな病院なんてちょっとステキです。



   



  



  


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