Dienstag, 12. Februar 2008

地味活動の中で見たものは

冬のフィンランドでは色んなアクティヴィティが楽しめます。オーロラとか犬ぞりとかサンタさんに会いに行くとかかまくらのもっとハードなやつの中で寝泊まりするとか。併しそれは都市部で出来ることではありませんから,ヘルシンキから一歩も出ないでせいぜいサウナと云う私の滞在は,とても地味なものでした。近郊には景勝地も結構あるし,エストニアのタリンなんて高速艇で2時間もかからない距離(但し冬に高速艇は出ず,その場合フェリーで倍近くの時間を要す)。遠足先には事欠かないんですが,それらは基本的に冬の楽しみではないワケで。
写真が少ないのはそのせいかも知れません。特別な行事が済んでしまった,特別大きくもない町では,何日いてもそんなに撮らなかったでしょう。







ちょっとステキだと思ったのが,目地が雪で埋められたこの石畳。夜,街灯の黄色い光が当たったらきれいだろうなぁと思いながら見てました(確か灯火が当たる場所ではなかったような気がするが…)。
上段左のは1月2日に撮った物。晦日と云えばこれ,花火と爆竹?です。わりと公共性の高い場所で見つけたんですが,そのわりには1日過ぎても残ってた。大陸ではやっている施設がこちらでは閉められていて,大した活動が出来なかった初日の苦労?を思い出しました。
雪の中で頑張っている亀君は実は冬なればと云う存在ではありません。どこかで読んだ物によると車の進入を防ぐ為の物らしく,他の場所では犬君が頑張っているらしい。ちょっとカワイかったので入れてみました。




こちらは冬のヨーロッパお決まりのシーン。町なかの特設スケートリンクで市民が興じていました。ここから次世代のキーラちゃんが輩出されるんだろうか。
キーラちゃん。姓はコルピ,私の好きなフィンランドのフィギュアスケーターです。正直,我が国の至宝数名に較べたらまだまだですが,入賞は出来る選手です。折角お国に出向いたのに,ゆかりの物は一切,見つかりませんでした。雑誌コーナーでもテレビ(キーラちゃんには企業のスポンサーがついているからCMを期待したのだが)でも一切収穫ナシ。残念でした。


  

結構気に入ったのがこの広告。球根業者か花卉業者のどっちかだと思うんですが…。
チューリップの花で言葉をあらわしているんですね。ピンクのは「愛」,黄色のは「情熱」,集合体は「友情」…でいいのか?これはステキ!と思いました。
フィンランドでの植え時は知りませんが(これだけ冬が長くて,植えるタイミングっていつなんでしょう),こう云う広告が出るのは逆に真冬の今…なんて解釈なんでしょうかね。「そろそろ春」なんて謳える時期でもなかったし。





さて,私の報告更新が滞っていた原因は,EU加盟国を一つ選んで10分間のプレゼンを行うと云う独語学校の課題でした。私はフィンランドを選択しましたが,これが為,行く前は準備,帰ってからは課題で年末からずっとフィンランドにかかりっきりだった事になります。
行って来たのならハナシも早かろうとお思いになるかもしれませんがとんでもない。見聞きしてきた事を喋るのではなく概論っぽくしたかったので調査に次ぐ調査。データの集計。おかげで社会科の教科書に載るような事なら結構詳しくなりました。

今日の更新でフィンランドネタはおしまいです。特に滞在中に見てくださっていたお友達,アリガトウございました。
この空色がもっと青くて明るい時期が来たら,今度はセトモノと布モノの買い付けに行こうと思います。

2 Kommentare:

Anonym hat gesagt…

亀が超かわいいではありませんか!
丸い甲羅が愛嬌あっていい!!!

Sei hat gesagt…

カワイイでしょう?
次は犬君を探して来るよ。

空港でポール立ての動物君(クマだったか犬だったか)を見たけど,このシリーズなのかは不明。