Freitag, 1. Februar 2008

suomeksi / på svenska

前回の宣言どおり,ヘルシンキで見つけたフィンランドの言語政策?を。


 

  

 

このように,みんなの為の物はほぼ必ず2言語で表記されています。警察の車もこのとおり(この写真,同じ車を両サイドから撮った物です)。人口比率によるのか積年の恨みか,先に表示されるのはフィンランド語。私は勿論スウェーデン語表記を頼っていましたが,こうして併記されているとフィンランド単語も憶える事が出来て,もっと長居していれば下(スウェーデン語の事)を見なくてもよくなるかも知れません。

ドイツ語(を使っている人達,とするべきか)は単語をくっつけてくっつけて,新しい連結単語を作ると云う性質を持っています。フィンランド語にもこの傾向はあって,よく見てみると区切るところが判って来るんですね。そうすると,文法は別として,単語の意味を把握するのはそう難しい事ではなくなります。
ただ,フィンランド語を含む言語系統に属する他国語をひとつも知らないものですから,他の言葉から推測すると云う事が出来ず,単語その物の意味の模索から始めなければなりませんが。

比較対象としては適していないかも知れませんが,ヘルシンキのこの状況,ブリュッセルに似ていると思いました。メインはフィンランド語で,スウェーデン語話者は外ではフィンランド語を話すから(スウェーデン話者同士なら勿論別)この言葉はあんまり聞こえて来ない。でも町には“文字上では”両言語が飛び交っている。
スウェーデン系が居住しない場所,そしてスウェーデン系しか居住しない場所ではまた状況は違うかも知れませんけど(行ったのに憶えてない),ベルギーほどあからさまには区別していないんじゃないかなぁ。…いや,どうだろうか。

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