Dienstag, 30. Dezember 2008

霧のファドゥーツ Vaduz

スイスに来る事があれば足を延ばしてみたかった場所。それがリヒテンシュタイン公国でした。
人口3万人台,自国の通貨を持たず,鉄道も走らないこの国に興味を持って,国の中心地(これまた“首都”とは定義しないらしい。日本語による案内では首都とされているけれど,現地の書き物を見ると表現が微妙)であるファドゥーツに行ってみる事にしました。
保養地らしき場所をいくつか通過し,やがてこんな景色が車窓に拡がりました(列車内から急いで撮ったのでクオリティ面については御勘弁を)。スイスですねェ。豪快。

併しファドゥーツに入る直前から,凄まじい霧が発生。すべてが真っ白で,20,30メートル先が見えなくなる事もありました。
ただでさえ山がちな場所なので,こんな事は普通なのでしょう。以下,霞んだり白んだりしているのは全てリアルです。じっさいにこう見えていました。
新鮮だったのはこの国のナンバープレート。なんと黒いんです。


  

  

  

  


リヒテンシュタインについて私は,今まで特に考えた事はありませんでしたが,建築面において冒険的なイメージはまるで持っていませんでした。いい現代美術館があるとは聞いていましたが。
でも結構面白い。上のカタマリに含まれている黒い箱が,その現代美術館。コペンハーゲンのブラックダイヤモンドを思い出します。
下のカタマリ,上段の建物は州議会。完全なる公共建築ですね。下段のはよく判らない機関か協会の施設。日本で見つけた建築本に載っていました。見つかりはしまいと諦めていたものの,遭遇出来ました!キューバ人建築家,リカルド・ポッロの作です。

  

  



まだネタはあるんですが…,長くなったので分けますわ。

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