Mittwoch, 18. September 2013

ライプツィヒ中央駅 Leipzig Hauptbahnhof

私はドイツの鉄道駅が好きですが,鉄チャン遭遇記事でも申し上げたように,ライプツィヒはその中でもかなりの上位を占めています。 行き止まり型の横に広い平屋建て(なんて言うのか?)の駅舎。




そのあまりの長さのせいか,駅舎への表玄関がふたつあります。これはドイツ広しと言えどもなかなかない事だと思います。私が借りていた部屋は中央駅の南西にあったので,西の出入り口をよく利用しました。建物1階分ほどの高低差があり,表玄関から階段を上がると,そこにはとにかく長いコンコースがあります。エスカレーターで下る(つまり道路と同じ高さなんですが,表玄関の大階段が「こっち来いよ」と言わんばかりに存在していて,横道は忘れられがちなのです)と,これまたドイツにしては相当な規模の“駅ビル”が…。



どこをゼロ階とするかで解釈は変わってきますが,まぁ2フロア分の商業施設があるワケです。たいていの用事はここで済ませられると思います。平日は,全ての店がそうではないかも知れませんが基本的に22時まで開いていて,これまたドイツではなかなかない事です。チェーン展開している企業の従業員は,ライプツィヒ中央駅店には配属されたくないと思うんじゃないかな。
そして編集の都合で上段右端に置きましたが,駅舎の前には交通量の多い道路があり,横断歩道を渡った先にはトラムとバスの停留所があります。バス停の先は町の中心部。これは精神衛生上よくない配置です。足止めを喰らっている間にお目当てのトラムなりバスなりが出発してしまうワケですから,もう想像しただけでイライラしてきそう(自分が日頃そんな場所にいるのでものすごく感情移入出来ます)。
それが理由かは知りませんが,駅舎と市心を結ぶ地下道が出来ました。これは町あげての悲願だったのか,私がいた2週間毎日,市のケーブルテレビで報じられていました。全施設の供用開始前に私は出てしまったので,一部はまだ閉鎖されていました。
私が歩いた時間帯が悪かったのか,既に使われ始めてはいたもののこのとおりとんでもなく閑散としていて,特に“駅ビル”の連絡口はヒドいありさまでした。申し上げたとおり,中央駅と市心の間にトラムとバスの停留所があるので,地下道からも勿論停留所に上がれるように出来ています。これはイラチの皆さんには相当ありがたい事なんじゃないでしょうか。私は少なくとも,大喜びします。



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