Mittwoch, 11. Oktober 2006

オスロビィグドイ地区(2) Bygdøy (2)

ヴァイキング船博物館 Vikingskipshuset

前述のように,古い物には大して興味もないんですが,行ってみました。ベタベタのガイドブックによく載っている,このアングルで撮られた写真がカッコいいと思ったからです。この丸天井,天井高とのバランス,船の舳先,白と黒の対比等,背景も含めた総合的な造形美に魅せられまして。観る目的が不純です。スイマセン。
勿論これは,自分で撮った写真ですよ。

ここにはヴァイキング船が3隻,小船が2隻展示されています。ヴァイキング船は現代の技術者が見ても完成度の非常に高い優れた船であるそうです。ここの3隻は大体全長20m強,幅5m強,乗員は30人強。
ヴァイキング船は償却年限を過ぎると貴人の海葬用に使われたそうです。この3隻も同様で,副葬品の残骸が同じスペースに展示されています。当然,金目の物は殆ど持ち去られていたみたいですけどね。






















19世紀の北極航海船です。三角形の建物内に現物がドーンと展示されています。船室が公開されています。
よっぽど観光客が来ると見えて,展示物の説明書きが諾英独仏のみならず,伊,西,日,中と錚々たるラインナップ。独英でもまぁなんとかなりはしますが,自分の言葉に勝る物はなし。ノルウェーで観た中で最も深く理解出来たのがこれです。室内だけど,建蔽率100%と云うイメージ。容量いっぱいに船が展示されています。









  


ノルウェー人は現在でも総人口400万人台ととても少ないんですが,世界的に有名な探険家を何人か輩出しています(私の知識はせいぜいアムンセン程度でしたが)。ヴァイキングと云い,ノルウェーって男の国だなー,と浅い感想を持ちました。北極一番乗りをアメリカ人に取られたから南極に行ってやれ!って気概が素晴らしい。そして果たして,南極一番乗りを実現させたのです(この対決の相手がイギリス人のスコット。そう云えばアムン"ゼ"ンとスコットって,セットで憶えさせられたっけ)。
ステロタイプによるフェミニンな物の対極にある存在です。男のロマンだ,カッコいい!!と思いました。






  


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