Dienstag, 10. Oktober 2006

オスロ中心地 Oslo sentrum

オスロ訪問の御経験があれば,私の訪問地選択があまりにベタベタである事がお判りになる筈。そう,ひねりがないと申しましたけど,ないんです。ひねる事が出来る場所が。オモシロい美術博物館に入っても,特に美術館の場合は館内の写真は撮らないからここには載らないし。勿論私が完全なるオスロ初心者である事も原因の一つです。だけどこれでも,事前にはデザイン本を読んだりして予習はしたんです。…うーんやっぱり,私基準では隣と下の国には敵わないって事なのかなぁ。


アーケシュフース城 Akershus Slott



オスロ最古の建物(1300年)。要塞として供用開始,その後王の居城としての機能が付加されました。

  

  





城の裏手はオスロフィヨルド。ここからの眺めはステキです。一切,柵がありません。ヨーロッパではこう云うの,なくはないので別段驚きもしないんですが,この下はほぼ垂直ですからちょっとコワいですね。こんなところで事故を起こすのは大体において柵に保護されている日本人なのかな…。









私がここを訪ねた大きな理由は横っちょのノルウェー抵抗博物館Norges Hjemmefront museumでした。こっちの方が私には大事でした。ヨーロッパの第二次大戦物件を素通りする事は出来ませんから。

 

なんでもオスロにはホロコースト関連施設が出来たそうです。行ってから知った事なのでちゃんと把握出来ませんでした。だから行ってもいません。いくらクヴィスリングが輩出された国とは云え,この領域では大して“収穫“もなかったノルウェーでなんでホロコースト物?
因みにノルウェー大使館HPの場合,米国版にはこのように載っていたんですが,日本版には出て来ませんでした。こう云う物を受け容れる土壌がないって事なんでしょうか。



市庁舎 Rådhus



これは観たかったんです,私。外見はこのように意匠に注目しない限りは大して面白くもないんですが,中に興味がありました。
でも意匠もステキです。像やら壁画やら,なかなか凝っています。壁画は観るべきです。



入って最初に眼に飛び込むのはこのホール。ここでノベール平和賞の授与式が行われるそうです。毎年12月10日。今年はちゃんとニュースを観る!
私は日本人ですから,役所とはおカタくて無味乾燥な物…だと云うイメージを持ってしまうんですが,ここはこのホールだけでなく,もう全体がこの調子なんです。勿論客に公開している部分は,ですけどね。普通の執務室までこれでは維持の為の予算編成がタイヘンでしょうし。





 



同じ建物ですが,こっちは多分タダで入れます。一部をギャラリーとしても公開しています。







オスロ中心地と云えば忘れてならないのはカール・ヨハン通り。それについては別の記事で。

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