Freitag, 1. Januar 2010

アルクトス君とナヌーク君にお別れを Tiergarten Schönbrunn (3)

また,またまた,行って来ましたシェーンブルン動物園。
さすがに今回はやる気が低かった…。何頭の動物君と再会しているのでしょう私は。もういいだろ,と思わないでもないですが。
多少の改修工事が行われていたようで,一部の動物舎が私の記憶とは違う姿をしていました。サイさんのエリアが草食動物のオープンスペース(なんと言うのでしょうあれ…庭じゃないし)と直通するようになり,今まで室内で草を食むところしか見た事がなかったサイさんが外でノビノビしていました。…いや,そのように見えました。なんだか嬉しくなったなァ。
それから類人猿舎も。ただ,こっちは混んでいて私はすぐ出てしまい,しげしげと観察してはおりません。





  


  


今期の目的はホッキョクグマの母子。今年のホッキョクグマ舎改修工事に伴い,ヴィーンの彼等は移籍する事になっているのです。
双子の行き先はハノーファー。私なら行こうと思えば行ってしまえる場所ではありますが,ヴィーンで生まれたこの子達をここで観られるのは最後,と思ったので訪れた次第です。

  

  

どの子がアルクトス君でどの子がナヌーク君かは判りませんし,ここまで育たれては母子の区別も出来ません(小さい時の様子はこれ。ただ,兄弟の区別は見てもやはり出来ません)。兄弟はハノーファーでは一緒に住めるみたいです。母親のオリンカちゃんとはお別れです。お母ちゃんの行き先,調べても出て来ません。調べが足りないのか,それとも当面オリンカちゃんはここに留まるのか。動物園のサイトには,「2012年から14年までここにはホッキョクグマがいない事になる」と書かれてはいます。が,この記事,古い(なん学期か前の独語クラスで使用したから憶えている)。更新しないのか?

4 Kommentare:

ぎゅるてる hat gesagt…

私も12月末にお別れしてきました。思えば私とこの双子との出逢い(?)は、清さんの「お遣い」がきっかけでした。

大きくなりましたよね。近くにいた少年は、双子と母親(オリンカちゃんね)を見て「あれは父親と母親と子どもだよ!」と決めつけていたくらい。ところで、授乳らしき光景を目にしたんですが、こんなに大きくなってもまだ母乳?

寂しくなるなぁ、シェーンブルン動物園...ハノーファーまで会いに行こうか。

Sei hat gesagt…

実は駅ネタのお返しを書き始める際,「殿下にはハノーファーはバイエルンではありませんから,今のうちに別れの杯を交わして来て下さい」と言おうと思っていたものを,すっかり忘れてしまっていたのでした(ニーダーザクセンは殿下の性に合わないと思う)。
私は行きますよ,ユーコンベイ。もっと成長した双子の雄姿を観に。その頃には別居(仕切り程度の)してるでしょうけど。
尚,ホッキョクグマの父親は自分の子供になんの感情も持たず,それどころか食い殺してさえしまうものであり,動物園では完全母子家庭にしている筈です。双子の父,エリック君は既にロッテルダムに移籍しています。少年,もっと勉強しようね。

お遣いってなんでしたっけ?

ぎゅるてる hat gesagt…

ハノーファーは私には合いませんか...あくまで目的は彼らとの再会なので、土地が性に合わなければ長居はしないでしょう。

お遣い、福龍くんが「(清さんがウィーンに行く)冬には一般公開されるか訊いてみて」でした。同じことを考えている人っているもので、動物園の窓口で前に並んでいたおっちゃんが「いつ公開されるのか」としつこく訊いていました。なので、私自身はそれに耳を傾けてあっけなく任務終了。せっかくだからと入園してみたのが病みつきになったわけです。福龍くんにはもう会えないだろうなぁ。

Sei hat gesagt…

書き上げて「このお返し,マズいかな」と思いはしたものの,どうせアボして下さる読者もいない我が報告書ですし,そのまんま載せる事にします。


ああ,そんな事を頼みましたっけ。
私は中国のパンダリース政策を忌々しく思っています。高額リース料をふんだくった上,期間が終わったら返還とな。
本来は中国で生育すべき生き物でも,故国を離れて生まれた子はその地に適応出来るのでは?売れよ,パンダ!
オーストリアで生まれた華僑の子供はオーストリア国籍を取る可能性を持ち合わせているワケでしょ?どうしてパンダは別なんでしょう。なんてえげつないんだ。福龍君もそうですけど,私はワシントンD.C.生まれの泰山君のニュースにも衝撃を受けています(泰山君は知らないけど,両親は観た事がある。そしてその両親のリース期間もそろそろ切れると)。

ところで今日,銀座のスイス時計(カジュアルなラインの,あれです)店で,物欲に塗れガッついた中国人観光客にどつかれました。これ,誇大表現ではありません。時計に心を奪われたあの輩には他人に対する配慮の心なんてありません(日本のオバサンも同様か)。思わず店員さんと顔を見合わせましたよ。
金は出来ても品性がついて来ない。我々もそうですけど,“怒涛の現場”に私は別の場所でも立ち会っています。
http://tagebuch-von-s.blogspot.com/2008/01/blog-post.html

で,福龍君。お友達が出来たようです。英語なのが面白くないが。
http://www.austriantimes.at/news/Panorama/2010-02-04/20318/Fu_Long_finds_playmate