Freitag, 1. Januar 2010

必然的な…ウインドウショッピング

こちらの記事で,店の冷やかしに悉く失敗した事を申し上げましたように,私は仕方なく中を覗いてスゴスゴと帰る事を繰り返していたワケですが,通りがかりも含め,私が覗いた店はこんな感じでした。
ヨーロッパでは夜,老夫婦が美しくディスプレイされた店を覗き込んでいるのを見かけますが,この時期でしたら寒くなる前の昼に出来ます。どう?楽しそうでしょう?ヤケクソですが。



先ずはこれ。これぞオーストリアの華!お国の逸品,高級ブランドシリーズ。
半分以上は開いていましたから,物理的には入店出来たところなんですが,敷居が高過ぎます。店はツラい。博物館で観たい。
上段左:各国の王宮や官邸の御用達,クリスタルのロプマイヤー。食器は壊したら自害したくなるような繊細さ美しさ。シャンデリアは眼が眩む凄まじさ。
同左:オーストリアのユーゲントシュティール家具を扱う骨董店。ここは閉まっていたような。
同中右:言わずと知れたクリムト。額装されていたような…ウロ憶えですが。これはオーストリアの一級品を集めたお店にありました。観光客を大いに当て込んでいる筈のこの手の店は勿論開いてます。
同右:これもロプマイヤーだったか,…うーん自信ありません。同じ通りにあった事は確かです。この通りには豪華高級な店が集結しています。
下段:これも説明不要であろうスワロフスキー(独語は独語でも,ちゃんとオーストリアのサイトを引いてます。ドイツのなんか貼らないぜ)。キラキラ満開です。遠目でも,寄っても綺麗。店の入り口も豪華に飾り立てていて,それを背景に浮かれた写真を撮るスペイン人・イタリア人観光客をいつ行っても見ます。






小市民向け店舗シリーズ。
家具屋さん,手芸店,舶来雑貨店。唐草のやつ,撮っといて中を改めなかったんですが,これ,シチリアのキャスケット店なんですってね。日本語サイトまでありやんの。全然知らなかった。
私が観たかった店はこのカテゴリーにありました。夏に来なきゃな…。


 


動物シリーズ。商品の種類,ランクを問わず,動物君その物が目当てでした。
ラインナップはカッコいいのからふざけてるのまで色々。私が一番気に入っているのは黄金の小鹿君です。
ブーちゃんはこの時期の幸運のシンボルです。なんでも吸い込むと云うか食べると云うか,その性質から身の回りにある佳き事を取りこぼさないからと云う解釈を聞いた事がありますが,信憑性については疑問。
かつてはよく,新年グッズの屋台で1ペニヒコインを鼻先にくっつけたブーちゃんのマスコットを見たものでした。ペニヒですから…まぁこれはドイツでのハナシですが。今なら1オイロツェントなんかな?最近私は屋台を覗かないんですが,前を通った時等に目に付くのは四つ葉のクローバー(ブーちゃんとクローバーのユニットも定番)をくっつけた型が多いような気がしてます。



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