Sonntag, 31. Januar 2010

在日フランス大使館 NO MAN'S LAND (2)

昨日の記事の続編です。

NO MAN'S LANDでは,2つの建物に入る事が出来ました。以下はその両建物内部の様子です。簡単に分類してお示しします。








階段部。
けばけばしく塗られていたり,作品で塞がれていたりと云う箇所もあり,出来る事ならいじられるまえの状態を見たかった。
直線と曲線のバランスがカッコいい。




 

 


開口部。
日本国内にあっても,西洋人向けの建築物の場合,天井は高く,セントラルヒーティングが完備され,日本の小市民住宅とはまるで違うものだと思っておりました。
併し,ここの天井は意外なほど低くて驚きました。設計者はフランス人なのにどうしてなのでしょう。ル・コルビュジエと同時代と言えばそうですけど…。
窓には色々なパターンがありました。いくつかに分割されてはいても床から天井までを全て窓にしたり,天井の一部を上げて明かり取りを設けたり。こう云う意匠はやはり日本ではそうそう見られない…んじゃないでしょうか。

 

  

   

  



作りつけ収納。
作品展示の為に扉が外されているところが多く,元の姿が判らない箇所も相当ありましたが,随分いろんなパターンが確認出来ました。



  


どこにも属させられないオマケをここで。お!と思ったのは廃棄物の中にもありました。建物の外に打ち捨てられていた世界地図。エールフランスのなんです。さすが!と思いました。いや,これがルフトハンザじゃ気持ち悪いし,ここはこれで当たりまえだとは思うんですけど…ここでこれを見る,そのおさまりの良さになんだか嬉しくなってしまって。

  

  



ホントはこう云うのを見るのが一番楽しかったり。


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