Donnerstag, 21. September 2006

シュトゥットガルト(3) Stuttgart(3) 

どこまで続くんだ,シュトゥットガルト…。

今度は私の生活について。
2週間,私は日本語で言うところの「女の子ハウス」で生活していました。
これはYWCAにも所属しているプロテスタント系のよくわからない団体によって運営されている施設です。私のような(一応)ブディストでも利用出来ます。
学校までの距離,市街地至近と云う立地条件,金額で手配してもらった施設でした。学校までは歩いて15分くらい。
近い事は近く,便利な事は便利なのですが,乗り物による通学に憧れていたので,その点がちょっと残念でした。地下鉄通学も出来はしたんですが,結局は総合的にかかる時間が同じ(接続が悪いと却ってかかる。一度やってみて懲り,帰りだけにした)と云う有り様で。



だから殆どの場合,徒歩通学でした。学校が終わって出かける前も,遠出して駅から戻る時も,結局歩かざるを得ない毎日。通学路はなんともカルチュラルだったんです。
最短のルートは前述の公園をつっきる事でした。この辺は重要施設の集まったエリアで,いい気をもらえればいいのに…と思うロケーション。女の子ハウスの通りを出るとすぐ,
  
[左,中]音大があり,それを越え[右]州立美術館(残念ながら改装につきホンの数室を除き閉鎖中)と歴史博物館の間を下り,
  
[左,中]国立歌劇場のほぼ向かいには[右]バーデン・ヴュルテンベルク州議事堂があり,(1)で御紹介した池の横を歩くと,同じく(1)の花形エリアに入ります。そこを抜けて,なんて事のない通りを更に歩くと学校。通学するだけで,”シュトゥットガルトいいとこどり(って言葉は安っぽくて好きじゃないんですが)”だったんですね。

あんまり買い物はしませんでした。消化器の不調から,食材も大して買わなかった。ザールブリュッケンで,つまり日本から来てわずか3日の間に靴を1足壊してしまい,いろいろ探してみたのですが,サイズとデザインが合わずに結局買わずじまい。他の物も殆ど。フラフラはしていたんですがねぇ。

国立歌劇場。大雑把に言えばこの先に住まいがあったので,毎日横を通っていました。駅から帰る時でもここは通らなければならない道だったので,こんな時間でも頻繁に通っていました。
この撮り方,ナショナル・ジオグラフィックっぽくない?



  
 
シュトゥットガルトは谷にあたる土地に建てたヴュルテンベルク候の屋敷を中心に発展したので,高低移動が必ず(と言っていいほど)伴う町です。中心地を横切る場合は,先ず下って次に上るワケで,地味ながら鬱陶しい。


美術館や公園には,よく行っていました。公園は,殆どの場合それ目当てで行ってはいないので,つまりシュトゥットガルトにはそれだけ多くの公園があるって事で。
シュトゥットガルトを味気ない町と言う人もいるけれど,私は断固としてそれを否定します。
とってもステキな町ですよ。
  
  


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