Samstag, 2. August 2008

アイゼンシュタット(未完) Eisenstadt

昨日に引き続き今日も小旅行。ハンガリー国境に近いブルゲンラント州の州都,アイゼンシュタットに行って来ました。
実はこの日,履いていたほぼ新品のサンダルが足に合わず,歩くだけで痛くなって戦意喪失。ユダヤ物件が夏でないと観られないから出向いたにもかかわらず,ミッションのうち半分はどうにか遂行したものの,その後歩く意欲を完全に失ってしまいました(数日慣らした後はカンペキにフィットし,快適になりました)。
その上最後は猛烈な雨で途中棄権。志半ばで退散しました。ですから,タイトル「未完」は,この記事自体を指しているのではなく,小旅行が未完である事を意味しているワケです。



 

 

 

これはアイゼンシュタットの大聖堂です。外見はこんなそっけない感じですが,中もそっけない。併しそのそっけなさがカッコいいんですね。更にこの大聖堂,モダンに改修されています。この,外の感じでつかめるでしょうか。調度や新しい設備は大抵こんなコンセプトで作られていました。告解エリアなんてどこかのオフィスみたいです。

私は相も変わらずユダヤ目当てでここに乗り込んだのですが,一般的な観光情報によれば,ここの真打ちはエスターハーズィー宮殿(上段の黄色い建物)とハイドン物件(エスターハーズィー家がハイドンのパトロンだった?ので,アイゼンシュタットはハイドンゆかりの地であるそうだ)です。よくは知らんのですが,遠出にゲンナリしていた私は,入ってみる事にしました。ガイドツアーによる見学を終え,併設状態の現代美術館を鑑賞し,トイレから出て来ると大雨。ちょっと待てばやり過ごせる場合が多いヨーロッパの雨ですが,この日はヴィーンに戻るバスの時間が迫っており,ちょっと悠長には構えていられない状態でしたので,傘を差しつつバス停へ。傘は差してても激烈に濡れました(ヴィーンに戻る途中でバカにされたように雨が上がったのは言うまでもない)。



ところでヴィーンでの宿ですが,直近の実績を踏襲。昨年末と同じところにいます。
それまでの常宿に較べて,朝食を入れるとちょっと安く上がるんですよね。ターミナル駅には近いけど,環境は完璧ではないし,駅に近い割に大通りの反対側だから信号待ちで結構時間がかかる。
でもこっちの方がセンスはいいし設備は整っているし(蒸気風呂はやっぱり素晴らしい),かなり揺らいで来た。



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