Freitag, 10. August 2007

住まいについて

昨日書こうと思い,併しあまりの劣悪なWLAN環境の前に断念したネタを披露いたします。


私はベルリンではホステルに泊まっています。
まぁユース”ホステル”なんでしょうけど,施設名はJudendherberge(独語のユースホステル)ではなくHostelです。彼等なりにこだわりがあるんでしょうか。
但し,ユースで連想されるような二段ベッドがズラリとならんだ強制収容所みたいな団体生活なんてゴメンです。いくら安宿をあたるんでも,1人で寝られないのはゼッタイに却下。
そこでこの手の施設にある,数少ないシングルの部屋で生活しております。
シングルとは云えベッドは2つ。恐らくは2人用なんでしょうが,シングルの料金設定があるのでもっと狭いベッド1つの部屋もあるのかも知れません。

最初に泊まっていた部屋はこんな感じ。昔の人がイメージした近未来と云ったポップさがありました。このホステルのコンセプトはこれだと予め知っていたので,「アラ,随分と抑え目の部屋にしてくれたもんだ」と思ったものでした。
※布物はデポジットを払って貸してもらいます。ひとセットあれば充分なので,結果はこう。片側には何も敷けません。なんと間の抜けたスタイル…。







ね,私の部屋,おとなしかったでしょ?
だって公共スペースがコレもんですから。
まさに赤松珠抄子女史の世界!やった人は楽しかったろうなぁ。羨ましい。









昨日私は,ホステル内での引っ越しを行いました。チェックイン時に言われていた事で,なんの意図かは知らないけれど,仕方ないので言われるがまま,新しい部屋に来ました。

今までとは別のエリア(同じ建物内だけど)の一室です。
今度はうって変わってシンプルな部屋。イケアの家具を買って来たまんまなんの工夫もなく配置している印象。
でも床はフローリングだし,ちょっと広くなったし,今までよりは地に足のついた感じ。これもこれでイイものです。因みにこの区画は公共スペースも完全に常識的。私の性にはこっちの方が合ってます。
黄色の椅子があるので,布団カバーは前のやつの方がイケてると思うんだけど…。


何より泣かすのはこの(私の基準で云うところの)人間らしい生活を約束してくれる「浴室」!!
これに一番近いのが私の部屋。ふたつのシャワーを大勢の女子と取り合っていた一昨日までとは激変です。
台所もついてます。但し,昨日はイタリア人団体が23時を過ぎてまで食事を楽しんでおり大迷惑。彼等の仕事は騒ぐ事と断言しても誰も完全には否定出来ないでしょう。
今夜はいなかったみたいですけど。もうチェックアウトしてくれてるといいけど。
こんな環境にいられるんなら,コンセントのクチが飛び出ていたって許容範囲です。しかしスゴいな,これ…。

この引っ越し先にいたカナダ人の兄さん(ドイツ語,ウマい!昨日今日の生半可な知識ではない。このホステル内では珍しい存在)がパソコンをいじっていたので,ネット?と訊いてみました。
兄さん曰く,自分の部屋ではサイアクなんだけど,ここ(ダイニング。中庭に面している)の窓際ならイケるよ,と。
幸い私の部屋は同じ方を向いているので,明日からは自室の窓際で試してみます。
ちなみに今は洗濯乾燥中。マシンの前で座っています。シグナルは強。なんと頼もしい…。

3 Kommentare:

Anonym hat gesagt…

待ってましたぁ、部屋写真!
ホステルとおっしゃっていたので、もっと劣悪な居住空間かと思っていました。そりゃそうですよね。清さん、薄暗いタコ部屋が似合うキャラじゃないですもん。イメージが崩れることがなかったということで、ひと安心!?

それにしても、引っ越し前の共用スペースはド派手というか、食虫植物まで描かれている廊下はおどろおどろしいですね。BAの垂直尾翼みたいな壁と天井はシャワールーム? するとここにトイレ? これじゃ、落ち着いてシュパースできないぞ。で、緑色のはやっぱり...:-)
お部屋のほうはそこそこ寛げそうですね。ただ、壁を凝視すると気分悪くなりそう。

新しいお部屋は快適でしょうね。たしかに飾り気はないですが清潔感があるし、テーブルも大きくて宿題もパソコンの作業も捗りそう。
台所もカウンターになっていてオシャレですね。ただ、棚の上が雑然としているのが残念...ところで、私がヨーロッパの台所で気になるのが、流しの大きさというか小ささです。住宅だと食器洗浄機もありますが、この手のところにはないでしょうから。ひとつずつ片付けながら料理をしなければならないので、ちょっと不便を感じます。ここもそうですか?
あと浴室は立派です!バスタブがついているんですね。四ツ星でもついていない「なんちゃって」があるくらいですから、実際に使うか否かは別としても、ポイント高いです。しかも、お湯がちゃんとでるときたら文句のつけようがありません。威圧感のある巨大なトイレットペーパーホルダーがいかにもドイツらしいですが...
ところで台所と浴室は何部屋で共有ですか?

ここ、私の常宿よりもいいかもしれません。こういうところなら泊まってみたいな。きれいだし、共有だけど設備もいいし。コンセントのクチが飛び出していてもね。

Sei hat gesagt…

殿下,このコメント欄,字数制限ないんですか?:-)

シャワー室とトイレは別です(トイレは真っ白だった)。だからトイレで洗顔…なんてしないで済みました。

新しい方,机は確かにイイんですが,窓際でないと接続出来ないので結局今は物台でしかありません。
窓は他人から思いっきり見られる位置についているので,これが難点です。

シンクの直径は約50センチってところ。IH?で清潔,快適…の筈ですが,他の入居者(伊語話者と英語話者を少なくとも確認済み)がきれいに使わないのが不愉快です。これは浴室然り。自分が使う前に,先ず一度流しています。全くハラが立ちますよ。

この一角に部屋はもう3室。何人部屋かは知りませんが,二段ベッドが並んでいるのがチラッと見えました。全部のベッドが使われているかは不明です。


緑のやつ,まさか星だと思ったので?私には草にしか見えなかったけど。
もはや中毒ですね。ステージ4ですよ,殿下は。

Anonym hat gesagt…

お返事ありがとうございます。

やはり、流しは小さめなんですね。
あと、これだけ魅力的な設備があっても快適か否かは利用者次第ですか。

経験談になってしまって申し訳ありませんが、かつて私が滞在していたウィーンのカトリック系共同住宅にも、台所のない部屋が多かったため、共用ダイニングが設けられていました。短期滞在者が多い階では見るに耐えぬ惨状でしたが、定住者や長期滞在者が多い階ではキレイに整頓されていたのを思い出しました。

いまの常宿でも、前の住人次第で鍋や食器が汚れたまま放置ということも...というより、掃除のオバサンはなにをやってるんだろう。

それにしても上の長編コメント、改めて読み直すと嫌がらせですな。:-)