Montag, 13. August 2007

ブランデンブルク Brandenburg an der Havel

日曜日。前日同様,どこかいい遠足場所はないものか,当日の朝まで決めかねていました。
初めは近郊のリュッベナウとリュッベンと云う小都を訪れようかと思っておりましたが,「小舟で運河を行く」を売りにしているような場所では雨ではキツいな,と考え,また観光案内所が日曜日に閉まっているので諦めました。
また,ポーランドとの国境付近にはフランクフルトと云う町があります。空港があるよく知られたあれとは完全に別物です。それだけに興味が沸き,シャレで行ってみるのもいいなとも思いましたが,数少ない名所の中でも真打ちの宗教施設がこれまた日曜には閉まっている。観光案内所も然りでしょう。
そこで,15時まで観光案内所が開いている上に適当に近く適当に遠いこの町に行ってみる事にしました。近郊列車の速いやつで東側ベルリンの中心部から約1時間。翌日,通っていた独語学校の講師に「通な選択だ」と言われました。
ロンリープラネットの情報は限られていて,どうかなと思いつつのブランデンブルク入城でしたが,案内所で手に入れた地図付き名所案内によると,1日遠足にはちょうどいい充実振り。
地図に従って歩くうち,やる気はだんだん高まってき,だいぶ満足して帰途に着きました。


  



  


この町には山と呼ぶには低いけど,ちょっとした丘みたいな場所があります。そこには展望台があって,オール階段ですが,上る事が出来ます。68メートルって書いてあったかな。大した高さではないんですが,この塔の形のせいでしょうか,見下ろすと異常にコワいんです。
でも景色はステキでしょ?











この町では異常に廃墟と駐車場が気になりました。
ベルリンと違って,「これから工事現場になる予定の廃墟」ってにおいがしないんです。このとおりちゃんとメンテすれば名所になるであろう教会も。尤もここは足場を組んで何かやっているようですから数年後には窓ガラスも嵌め込まれるでしょう。
土地が空いたらとにかく駐車場にしたがっているように見えます。めぼしい施設には手を入れてありますが,それ以外がこの体たらく。こんな事をやっているようでは町は発展しにくいんじゃないでしょうか。ブランデンブルク州は貧乏してるから仕方ないのかな…。


 

探せばもっといたかも知れないんですけどね。

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